2022年 337名 駒澤大学 経済学部 キヤリアデザインa・b履修の学生へ  

駒澤大学 経済学部の履修生へ

こんにちは、駒澤大学の経済学部で1年生を対象にした「キヤリアデザインa・b」の担当をしております。

私は、駒澤大学経済学部の卒業生で、30年以上も前に卒業しました。
卒業してから、国際会議を企画運営する会社を経て、SPI型適性検査を開発する会社で企業や自治体の採用評価システムを構築する業務を務めてきました。対外的には、人事採用コンサルタントを務めてきました。
この度、学生と雇用側の双方にとり、メリットがあるように中立的な立場で貢献したいと思い、会社員生活から離れ、活動を始めました。駒澤大学は11年前から、社会人経験者の立場から講義をしております。また、社会貢献活動として、船橋市特別養護老人ホームのボランティア活動船橋市葛飾中学校にて総合学習を通じて講義なども行ってきました。
履修生のアンケートから、新型コロナ禍における不安を書かれた学生が多くいました。社会に変化に柔軟に対応しながら、自分を見失うことなく、自分の未来を見据えてゆきましょう。300名を超える学生と今年も、歩みたいと思います。

課題レポートが生命線

この授業は1年生を対象にしていますが、過去に履修した学生も自主的に授業に参加していますので宜しくお願い致します。
事前に申し出ていただければ歓迎しますので、1年生も進級されたらご参加ください。私の授業は、毎回のように課題レポートの提出をしてもらいます。
A4サイズの用紙に提示したテーマと時事ニュースについて意見を書いてもらいます。学生生活に慣れてくると日々は無意識に早く流れてしまします。将来、就職活動などでは自分の強みを履歴書やエントリーシートに記入することがあります。それらを埋めるために必要になることは、過去の出来事を思い出して書き上げることです。

日々の整理をする

しかし、このためには、その都度、日々を整理することが大切な作業となります。そこで、日々を振り返る課題レポートを1年間書くことで、大学1年生という新しい人との出会いや生活環境に慣れるために努力してきたことを記憶にとどめることができます。
この振り返る作業は将来、仕事を進める上でも強みを発揮することに繋がり大いに役立ちます。いつ、どこで、何をしていたのかを思い出すことは、努力してきた日々を思い出し、確実に物事を推進するエネルギーとすることができましょう。

授業のスタイル

授業の進め方はまず、スタートで参加した学生から寄せられた就職、学生生活などの質問の中から、共通の課題を選んで社会人、企業、学生の立場などから答えます。例えば、クラブ活動、アルバイト、友人関係、学生時代の過ごし方、就職に対する疑問、ゼミなどについて質問が代表的な質問です。
それらの質問について時代に合わせて解説をする内容を変えています。質問は、就職活動についての質問が一番多く、中でも最近ではインターンシップの参加について不安を抱く学生が増えました。このように時代に合わせて取り上げる質問を変えています。
今年は、みなさまの投票により、駒澤大学「令和3年度 学生が選ぶベスト・ティーチング賞」受賞
をすることができました。一人ひとりに寄り添った授業を心掛けてきたことが評価理由であると、学生アンケートから読み解けました。これからも、可能な限り、みなさまを支援したいと思います。

疑問に答えます(大学でお会いしましょう。)

些細な疑問や質問などがありましたら悩まずに声を掛けてください。
しばらく授業に慣れてきたら、ぜひ、話をしましょう。