駒澤大学「令和5年度学生が選ぶベスト・テーチング賞」受賞報告
駒澤大学「令和5年度 学生が選ぶベスト・ティーチング賞」受賞
「令和5年度 学生が選ぶベスト・ティーチング賞」の受賞と「殿堂入り」をしました。
※学生が選ぶベスト・ティーチング賞は、今年で開催8年目となりました。ベスト・ティーチング賞の受賞教員を除いた各学部の上位1科目を「プラスワン賞」として表彰する他、過去に3回以上ベスト・ティーチング賞を受賞した教員を「殿堂入り」としています。今回、経済学部の川村稔先生、法学部の金澤誠先生が新たに殿堂入りとなりました。
(駒大HPから)
受賞科目インタビューPDF
3年連続して受賞することができました。2021度は、新型コロナ禍において「オンライン授業」が中心でしたが、2022年度は対面とオンライン授業を合わせたハイブリッド型授業となりました。2023年は対面授業を行いました。
オンライン授業では、社会の情勢などを見ながら、学生の気持ちに寄り添うように心がけながら行いました。授業は、できるだけ学生からの相談などを受けるように心がけることは変えずに1年間乗り切りました
私自身、企業などの採用試験で使用する「SPI型適性検査」の開発する会社に勤務しながら、大学の非常勤講師を務めることは、企業や自治体の採用事情に精通する機会となりました。1年間の多くを出張をしながら、大学の講義を掛け持つ日々は、貴重な経験となりました。
この中で、ベストテーチング賞を3年連続受賞は私自身にとり励みになりました。特に、学生目線という評価の視点であることが嬉しい点でもあります。月曜日午後の授業が終わると、全国に研修講師として出張に行くことが度々ありました。
そのような時、300名を超える学生の笑顔が励みになりました。また講師控室で出会った多くの先生方との会話も楽しみの1つでした。幸いにも人事担当者向けに講義を行ってきた講師経験が役立ちました。想定外の出来事などで緊張する機会が多かった経験が『オンライン授業』にも役立ったと思います。
大切な2名の先生
ご縁を頂いた百田義治先生(現在、駒澤大学名誉教授)には感謝の言葉もありません。
また、授業の運びをサポートして下さった経済学部 松本典子先生に感謝申し上げます。
非常勤講師を務めて12年を経過しましたが、試行錯誤の連続で本日まできました。今後も、できる限り学生に役立つ存在でありたいと考え、前に進んで行きます。
私の夢は、雇用と学生(応募者)側双方の橋渡しをすることです。それは、社会人経験で培った一人ひとりの人柄や適性を把握するスキルを活かし、双方が幸せになる橋渡しをすることです。雇用側で採用すべき人材について面接評定票等の「評価項目」として提示を行い、学生(応募者)については、『適性』として提示をすることで、雇用側と学生側の双方が幸せになる貢献をすることです。
新型コロナ禍から、平常に戻りつつある中、多くの学生にとって高校時代などは、制限の多い学生時代だったと思います。大学生活が充実した日々になるよう、社会経験を活かしたいと思います。
新年度が始まります。気持ちをあたらにしてスタート致します。最後に、投票してくれた多くの学生に感謝申し上げます。非常勤講師を務めて、このような幸せに出会えるとは思いませんでした。ありがとうございます。
川村稔経歴pdf