出会いこそが生きる拠り所。

大学を卒業後、国際会議を企画運営する日本コンベンションサービス株式会社に就職しました。

当時の上司である草柳益和部長から指導を受け『同時、逐次通訳者』の採用面接を担当し、通訳者の適性や資質を学ぶ機会を得ました。
英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、中国語、ロシア語などの通訳希望者に対して面接を行い、人物評価を行う。東京サミット、※OBサミット、東京国際映画祭、熊本県グリーンサミット等に派遣をする通訳者の面接を担当しました。
※OBサミット:インターアクション・カウンシル(英語: InterAction Council)とは、世界各国の大統領、首相経験者をメンバーとする国際会議。

国際会議の通訳者と出会う。

同時通訳者養成講座開講を手掛け、特に印象深い国際会議は、1986年に『第一回吃音問題研究国際大会 京都会場』です。
著名な通訳者と会議を支援する機会に恵まれ。その時の通訳者の一人、ハリーポッターの日本語訳で有名な松岡祐子さんと出会えたのは貴重な経験となります。世界で活躍する通訳者との交流は人の素晴らしさを知る機会になりました。
実に多くの出会いから現在があると思います。以前、熊本県庁に伺った際、熊本グリーンサミット国際会議の運営事務局で課長をされていた方と30年振りの再会を果たしました。多くのみなさまとの出会いは生涯の宝です。

採用面接.育成のアドバイザーへ。

1987年 社団法人日本経営協会入職 その後、子会社に転籍、2019年8月退職。適性検査事業の組織に30年間所属し、企業や自治体で採用する人材の分析を行い適性検査の活用、採用面接の進め方(個人・集団等)などの提言を公的団体発行の報告書やセミナーで行ってきました。
また『面接の進め方DVD、採用面接マニュアル』執筆などに携わり、通算30年間、採用面接官のアドバイザーとして多様な依頼に応えてきました。
30年前は、採用面接について、現代ほど注目されておらず、ほとんど試行錯誤の日々でした。その活動を支えていただいたのは、お客様でした。私にとり、採用面接は国際会議の運営会社から35年間継続しているライフワークとなりました。

 

採用面接・試験の専門家として。

採用面接官受託、面接官個別指導、面接官集合研修、討議テーマ設計、採用面接マニュアル、採用評価システム構築、評価票作成と討議テーマ設計、質問事例と評価基準、求める人材像構築、エントリーシート評価、論文テーマ設計と評価、職務適性分析、性格など人物解析、インターンシップ導入マニュアル、リクルーター指導などに携わってきました。

適性検査に携わる経験。

適性検査の選択、有効活用を助言、統計分析の助言、適性検査の結果分析などを行ってきました。

社・職員研修を行う。

新人=社会人に必要な資質理解や導入研修、中堅=後輩指導など役割の認識、管理職=部下の性格に合わせたマネジメト、新人から役員までコミュニケーション研修。人事考課面談、部下の行動分析方法などを中心に取り組んできました。

最後に目指すことはシンプルに。

現在は、過去の経験や知識を活かすことで、より多くの法人や個人のサポートに取り組んでおります。新型コロナ禍も完全には収束しない中でも、幸いにも様々な関係者から声をお掛けいただいております。これからも、お役に立てるように歩みたいと思います。

 学生が描いてくれた私のイラストです。寝ぐせが・・?。

川村稔経歴pdf