Made in Japan ものづくりの現場から仕事、働くとは 講義

キヤリアデザインb 授業にて日進工具株式会社様ご講演(3名)

11月25日月曜日キヤリアデザインbにて東京証券取引所プライム市場(証券コード 6157)日進工具株式会社仙台工場から3名にご登壇いただきました。『Made in Japan ものづくりの現場から仕事、働くとは』をテーマに、生産部生産管理課 野澤寛志課長、生産部製造2課佐々木 有香課長、生産部工務課 駒場美夏課長より、学生から事前に受け付けた質問に答えながらお話しいただきました。具体的なレジメは投影をしながら、3名で分担をしてお話いただきました。また、今回は、仙台工場から交通費などもご負担いただいた上に、本社から小林雅人総務部長にもおいでいただきました。4月の授業風景のように多くの学生が集まったことから、魅力ある授業のあり方を私自身で再考する機会にもなりました。「ものづくり」「made in Japan」にこだわりながら、精密加工に不可欠な「超硬エンドミル」を開発・生産を担う会社として、これからのご発展をお祈り申し上げます。

学生の感想:
❶講義で日進工具株式会社のお話を伺い、特に「チームワークにおいてコミュニケーションが最も重要である」という言葉が1番印象に残りました。さらに、笑って話しやすい、働きやすい環境を作るためには「まず話すことが大切だ」という説明を受けました。そこで、普段の自分の学校生活や将来の働き方について改めて考えるきっかけになりました。
❷今回の講話を聞いて、初めてエンドミルという製品のことを知りました。現代の日常を過ごすには欠かせないスマートフォンや、医療機器・精密機械などを作るために必要不可欠なものなんだとわかりました。普通に生活していたら知ることのできないものだったので、現代のさまざまな技術を根底から支える技術の存在を知ることができて良かったと感じました。実際に働く大人の話を聞く機会はあまりないと思うので、貴重な経験になりました。全体的にみて多くの時間をかけて準備して来てくださったと思いました。また、交通費なども会社負担で、私たち学生にお話しするためだけに来ていただき、とてもありがたいと感じました。
❸石川塾という制度があることが、右も左も全く分からずに入った新入社員にとっても上司の方にとってもわかりやすい指導を行えることができるので、win-winの関係で思考する時間もできる。また、「作業」の時間が減り「仕事」の時間にあてることができるのだと思いました。私も、新しいことを始める人がいる時にマニュアルのようなものから、一人ひとりに対応できる力を身につけたいと思いました。  今回、お話を聞くことができて、以前よりも「働く」ということが、どのような事なのかを詳しく知り、理解できたと思います。そして、今までの自分の意見が偏っていたかを実感することができました。これから将来の仕事などについて考える時間に今回のお話を思い出したいです。

以下は、日進工具株式会社の概要です。
会社概要
川村稔経歴pdf