駒澤大学「令和4年度学生が選ぶベスト・テーチング賞」受賞報告

駒澤大学「令和3年度 学生が選ぶベスト・ティーチング賞」受賞

「令和4年度 学生が選ぶベスト・ティーチング賞」を受賞しました。

※学生が選ぶベスト・ティーチング賞とは、学生目線による教育改善を目指し、学生から見て効果的な教育方法を実践する教員を表彰してその教育方法を全学的に共有することで、大学全体の教育の質を向上させることを目的としたイベントです。開催7年目を迎えた今回の受賞者には、6人の教員が選ばれました。
(駒大HPから)
受賞科目インタビューPDF
昨年に続いて、今年も受賞することができました。昨年度は、新型コロナ禍において「オンライン授業」が中心でしたが、2022年度は対面とオンライン授業を合わせたハイブリッド型授業となりました。私自身、社会の情勢などを見ながら、オンライン授業を併用しました。授業は、できるだけ学生からの相談などを受けるように心がけることは変えずに1年間乗り切りました。
昨年と同じコメントになりますが、企業などの採用試験で使用する「SPI型適性検査」の開発する会社に勤務しながら、大学の非常勤講師務めることは、想像以上に苦労をしてきたこともあり、連続して頂けた賞は私自身にとり励みになりました。特に、学生目線という評価の視点であることが嬉しい点でもあります。月曜日午後の授業が終わると、全国に研修講師として出張に行くことが度々ありました。

そのような時、300名を超える学生の笑顔が励みになりました。また講師控室で出会った多くの先生方との会話も楽しみの1つでした。幸いにも人事担当者向けに講義を行ってきた講師経験が役立ちました。想定外の出来事などで緊張する機会が多かった経験が『オンライン授業』にも役立ったと思います。

大切な2名の先生

ご縁を頂いた百田義治先生(現在、駒澤大学名誉教授)には感謝の言葉もありません。
また、授業の運びをサポートして下さった経済学部 松本典子先生に感謝申し上げます。
非常勤講師を務めて11年を経過しましたが、試行錯誤の連続で本日まできました。今後も、できる限り学生に役立つ存在でありたいと考え、前に進んで行きます。

私の夢は、雇用と学生(応募者)側双方の橋渡しをすることです。それは、社会人経験で培った一人ひとりの人柄や適性を把握するスキルを活し、双方が幸せになる橋渡しをすることです。雇用側で採用すべき人材について面接評定票等の「評価項目」として提示を行い、学生(応募者)については、『適性』として提示をすることで、雇用側と学生側の双方が幸せになる貢献をすることです。

新型コロナ禍で、多くの制約された社会環境の中でも、少しでも上記の視点で社会に役立ちたいと思います。
新年度が始まります。気持ちをあたらにしてスタート致します。最後に、投票してくれた多くの学生に感謝申し上げます。非常勤講師を務めて、このような幸せに出会えるとは思いませんでした。ありがとうございます。
川村稔経歴pdf