日刊スポーツ新聞社 ニッカン4356情報『就職戦線』掲載 

日刊スポーツ新聞社 ニッカン4356情報『就職戦線』2021年 2020年

クリック➠2021年5月11日「コロナ禍で就活に不安な学生にアドバイス」を掲載されました。

現在、多くの大学でオンライン授業と、対面授業とオンライン授業を組み合わせたハイブリッド型に移行しております。私自身、毎年、300名を超える学生を対象に授業で講義をしております。その中で、学生の悩みなどを広く理解をして欲しいと思い、日刊スポーツ新聞社様の取材を受けました。

みなさん、こんにちは。新型コロナ禍において、就職活動や学生についてコメントを致しました。学校に通えない、対面で話を気軽にできない状況下で、自分の進路や就職、学生生活などに不安を抱えている状況を多くの社会人にも理解して欲しいと思いました。
昨年から、過去の履修生から様々な相談が寄せられるようになりました。今年は、特に大きく変化している社会状況に対応できず悩む学生からの相談が多くなりました。新聞には文字数が限りがありますので、全てお伝えできませんでしたが、一端を伝えることはできたかと思います。
大学の授業ではオンライン授業と対面の授業を組み合わせています。授業を受ける場所を選ばないという点は、オンライン授業の良さでもあります。しかし、対面の授業とは異なる部分もあることは承知しています。直接、顔を合わす機会がないのは不安ですね。

SNS時代とはいえ、顔を合わすのも重要だと改めて思います。些細な会話でも会うことで安心感があります。表情などが読みずらいこともありますから。そこで、できるだけ子ども時代の友人、先生、知人などと話をする機会を増やして欲しいと願います。
対面に拘らず、Zoomなどを活用して、話しをすることで自分一人ではないことを感じることがあります。一人でいることで、不安などが積み重なってしまうことがあります。
そこで、不安を解消するために、声を聞く、表情を見る機会を大事にしてください。会合などに出ることは避けたいと思いますが、朝や夕方の散歩でも、近所の方がいたら挨拶などをして声を掛けてみましょう。

今まで、話しをする機会が少なかった人とも話す機会にしても良いかもしれません。
無論、メールやLINEでも構いませんので、人と交流をして欲しいと思います。不安を抱え込まないようにお願います。
①一人(独り)で不安などは抱え込まないようにしましょう。
②Zoomなどでも利用して気軽に話をする機会を作ってみましょう。
③メールなどでは、言葉が足りず、誤解を生む可能性があるので送信前に見直しをしましょう。
相手がどのように受け取るのか考え、メールやLINEの言葉を書いてください。言葉の選び方で誤解を生じることが多々ありますから。深夜などに送信する場合は、少し冷静になってから送信するなども良いでしょう。これからも、授業を通じて、みなさんを支援して行きます。
悩みは独りで抱えず、相談をしてください。
日刊スポーツ新聞社 4356 から抜粋

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