集団討議進行Guide
採用選考において、個人面接(個別面接)以外に多くの自治体を始め導入されているのが集団討議面接です。
ひとり一人の適性や個性を引き出す
社会人の採用は、現職、前職で『どのように成果を上げたか』『成果を上げるために努力したこと』『成果を上げるためのプロセス』などを評価します。営業以外の業務系の仕事であっても、組織目標に対する自分の役割を認識した行動ができていたいかを評価します。
企業は、業界、企業により社風や人事制度も異なります。それらに対応できるか、新しい職務への対応力、職場風土にも馴染めるか確認します。
また、採用する年代、役職などを考慮します。管理職を採用する場合は、マネジメントスタイルなども確認をします。
学生の多くは、200万社を超える民間企業の中から就職をします。企業は、業界や業種、職種が誕生しています。職種により必要な資質=行動は異なりますが、基本的に民間企業で求める人物像は大きくは変わりません。
コミュニケーション能力、主体性、チャレンジ精神、協調性、誠実性などは共通項です。中でも年々、コミュニケーション能力に対する評価は高くなっています。
コミュニケーション手段が変わってきたこともありますが、新しい商品を企画するためにも必要な力だからです。
仕事を円滑に進めるために、人と交渉をする、自分で考える、新しいチャレンジをする、また仲間と協力する、誠実な人柄が必要となります。
最終的には、これらの5つの要素を関連付けながら仕事を進める総合的な力を求めます。
学生時代から、多くの経験を積むことで、得意、不得意を知ることができます。採用では、職場で5つの要素から必要な力を分析し、面接などで評価します。