紅葉の季節、どちらを好みますか?
日常から理想の職場を考える
自分で好む場所から仕事、適性を考察する
先日、文京区の六義園と渋谷区の青い洞窟に行きました。紅葉の季節を楽しめる時期です。『六義園』は、子どもから高齢者、海外の方、車椅子、ベビーカーを押す人も多く来年されてました。『青い洞窟』は渋谷という場所がら、若い年代の方が中心でした。みなさんはどちらの風景を好みますか。また癒されますか?
居心地の良い雰囲気と仕事
就職の話になりますが、自分自身はどのような職場を選ぶかは、仕事内容も大事ですが、その風土も長く勤務する上では重要になります。短期的(数か月)には苦痛になりませんが、数年を超えてくると苦痛に感じることがあります。
職場は仕事があり、そこに集う人で風土なども構成されます。例えば、利幅の低い、商品の回転が速い業態に就業した場合は、働く人は好奇心が強く、活動的な人が集まると想定されます。逆に、利幅も大きく、時間を費やして商品を創る仕事の場合は、堅実で慎重な人が集まるのが一般的な考え方です。
会社や仕事を選ぶ場合、その仕事に就いている人を想定し選ぶことも大事な要因になると思います。仕事をするために会社に行きます。しかし、人間関係で悩んだり、職場が合わずに悩むケースは減りません。自分にとって、一緒に働くであろう人を想定し、自分は適応できるかを検討することも必要になると言えましょう。
例えば:
Ⅰ仕事:初対面のお客様に、商品を売り込む、ライバルが多く、顧客の件数も多い仕事内容
Ⅱ仕事:既存顧客に、丁寧に、計画的にメンテナスを中心に行う仕事。件数は決まっている仕事内容
Ⅰは、職場全体に、にぎやかで、アポイントを取る電話や、社員の声が聞こえてきそうです。華やかな雰囲気でしょう。
Ⅱは、部門などで計画を確認するミーテイングや報告を常に上司に行う姿が浮かびそうです。職場は落ち着いて、静かな雰囲気でしょう。
ⅠとⅡでは、雰囲気は大きく異なりそうです。その中に自分自身をイメージした時に、違和感がないか、溶け込みそうかなども想像して職場なども選ぶ参考にするのも良いと思います。
今まで一人ひとりと面接や面談を通じて感じたことは、職務の適性だけではなく、職務を遂行するために出会う人を想定し、総合的にマッチングを考えて採用も行うことで、職場のパフォーマンス向上に期待が持てます。就職、採用では、組織を構成するのは人であることをさに認識し、配属する同僚や上司との関係性も含めて考えてはいかがでしょうか。