マッセOSAKA・令和3年度研究成果フォロー支援事業報告

池田市主催の「採用担当官研修」報告

マッセOSAKA、「研究成果フォロー支援事業」として大阪府池田市、豊中市の合同研修会で「採用面接官研修」の講義をしてきました。詳しくは以下の内容をご覧ください。

マッセOSAKAでは、これまでの研究会の成果を研修に落とし込んだ「研究成果フォロー支援事業」を行っております。
今回は、8月20日に池田市主催の「採用担当官研修」に対して支援させていただいた内容についてご報告します。
平成2021年度に行われた「人材確保を考える(採用戦略)研究会」の成果に基づいた研修で、駒澤大学経済学部非常勤講師 採用・面接アドバイザー 川村 稔先生にご登壇頂きました。
採用面接官を担当される方を対象に公務員に求める資質の整理や、面接をする際に具体的に注意するポイントなどについて講義を頂きました。コロナ禍での変化にも触れていただき、学生の動向や動画での面接についてお話しいただきました。実際に川村先生が採用選考に携わられた際のご経験もお話いただき、受講された方もとても参考になったのではないかと思います。
今年度の申込は9月末で締め切らせていただきましたが、令和4年度も継続して行っていきますのでぜひご利用をご検討ください!

研修の概要について(川村)

学生の状況から、地方公務員で求める共通の資質、行政職、保健師、保育士、土木職、消防吏員などに求める資質について講義を行いました。また、個人面接から討議面接までの最新の評価方法、職員の育成、適性検査の開発会社に勤務経験から、「適性検査の信頼性」「SPI型適性検査導入の是非」「適性検査販売会社と種類の選び方」「人材開発会社」など、採用選考から育成に関わる様々なご質問を頂きました。
今年は、マッセOSAKA研究成果事業以外に、採用の設計から、配属、育成、管理職研修まで幅広くご依頼いただく機会を得てきました。
2021年は、SPI型適性検査開発会社勤務経験(退職)から、客観的な視点からのアドバイスを求められることが増えました。改めて、利用者視点から採用選考ツールの意義などについて考える機会にもなっております。今後、新しく事業展開をするための指針にしたいと思います。

お客様から期待されたポイント

⑴30年間に及ぶ自治体の採用面接官を務めている経験に裏付けられた事例紹介
⑵個人から集団、プレゼン、特色枠選考の仕組みを構築してきた経験
⑶応募者一人ひとりの公務員適性を分析、把握してきた経験
⑷採用と配属、研修までに及び具体的なアドバイス
⑸学生の考え方やモチベーションなどについて助言
⑹オンラン面接(Zoom)、動画面接などの評価事例
⑺組織に合った、適性検査の選び方と導入の是非を助言
⑻その後のフォロー相談
等など、多岐に渡るポイントを挙げていただきました。
受験生(新卒・既卒・社会人)を取り巻く社会状況は、新型コロナ禍により、大きく変化を遂げております。その中で、公務員適性に主眼を置いた応募者、一人ひとりの評価を行う経験を評価いただいていると思います。お気軽に、お声掛けください。ご期待に添うように努めます。
よくある質問
川村稔経歴pdf